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2016年12月24日

補助金とは84 噂のちから(鉄砲とマニュアル)

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【噂の力 鉄砲とマニュアル】


発祥・起源・由来・・・
これらの言葉にはどんなイメージを持つでしょうか。


思っているよりも広くゆるい方法それは起こります。


それが「伝播」です。
今風に言えば口コミ・噂でしょうか。


例えば、鉄砲は種子島に伝わってきました。
たまたま漂着したポルトガル人が持っていたとかです。
それが薩摩に伝わり、堺で量産され、戦国時代の勢力図を変えていくことになります。
当たり前ですが、その間にはたくさんの鉄砲が生産されています。
そしてこれも当たり前ですが、生産者全員が最初の鉄砲を見ているわけではありません。
ましてやその作り方を教えてもらったわけでもありません。


広まる間に多くの人が関わることになりますが、そのほとんどは直接的な指導を受けたことはありません。
技術者がやってきて製造方法を手取り足取り教えるというようなことは、ずっと後の時代になって行われるようになった方法です。
それだけ人や物の往来にコストがかかった時代だったということです。
結果である鉄砲そのものはあるが、作り方は自分で考える必要がありました。
たまたま既存の技術や材料を応用して、考えることができた国だけが製造できた時代でした。

もっといえば「こんなものがあるらしい」だけでも伝播します。
聡明なネイティブアメリカンの若者が、白人たちが文字を使っているのを見て、自分たちの言葉を文字に置き換え始めたという話があります。

文献で見た。話で聞いた。
・・・というだけの状態から、想像力を働かせて自分たちの国で実現してしまうというのは、実にロマンのある過程だったのではないでしょうか。

考えてみれば、細かい部分まで指導が行き届いていたり、マニュアルが整備されていることなど、今の世の中でもありえません。
基本は自分で考え、間違っていたらその指摘を受けられる程度です。
鉄砲を自分で作ってみて、間違っていたら暴発して、怪我をすることでその間違いを知ることができるという状態と、本質的にはなんら変わっていません。


補助金や助成金の申請書を添削することがありますが、この原則は当てはまっています。
添削なので、残念ながら、「こう書けば良い」という赤ペンはなかなか入れられません。
「ここが変です」「これが足りません」という指摘がメインです。
元が良ければ、すなわち自分でよく考えたものであれば、その指摘は建設的なものになります。
一方、補助金のルールを無視し、助成金のマニュアルを逸脱した記載であれば、添削の効果も限定されてしまいます。


ルールを把握することは大前提として、その次に「似たような事例」を探し出す。
これは「こんなものがあるらしい」という程度で鉄砲を製造してしまう、人の想像力を活かすには有効な手段です。
補助金・助成金ビジネスに限定されませんが、類似からエッセンスを取り出し、自分(の事業)と同時並行で思考することができれば、ないと思っていたマニュアルがそこかしこに存在することになります。
歴史上に起こったことは自分の中にも起こり得るのです。


今日のまとめ


〜無ければ探す範囲を広げる〜



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