【産地直送はなぜ売れるのか。欲しいと思わせるロジック】
資金調達をする際には、
事業計画が必ず求められます。
それが補助金であっても、
助成金であっても、
融資であってもです。
その計画の良し悪しに対して、
資金を提供するかどうかを
判断するわけです。
このように、
とても大切な事業計画ですが、
アレルギーがある方も多いようです。
そこで、そのアレルギーを
少しでも解消する目的で、
幾つかのワークを紹介します。
今回は、
新規性・独自性です。
我々日本人はとても真面目なので、
新規性のある商品を作る、
独自性のあるサービスを出す、
というと、
iPhoneやgoogleを
生み出すくらいの
凄いものを想定します。
ですが、こと資金調達でいえば、
当然そこまで求められません。
具体的には、
「その地域で初」
または、
「そのターゲットには初」
を目指します。
例えば、
沖縄では文房具店で
一般的に売っているが、
東京では売られていないお菓子を、
東京で販売する。
これは東京において、
新規性・独自性のある事業です。
あるいは、
乳児向けに販売していたおむつを、
お年寄り向けに販売する。
これでも新規性・独自性はあります。
このように、
すでに世の中に広まっているものでも、
すべての地域、ターゲットに満遍なく
普及しているものはむしろ少数です。
電気や水などの生活インフラ
などしかないはずです。
地域とターゲットで
新規性・独自性を出せない場合には、
機能や付加価値で新規性・独自性を
出していくことになります。
これはどうしても専門的・
技術的な話になりがちなので、
できれば地域かターゲットで
新規性・独創性を
確保しておきたいところです。
<今日のワーク>
その商品・サービスの
新規性・独自性を検討します。
1)その商品・サービスを
提供していない地域はあるか
あるとしたらどこか
2)その商品・サービスを
提供していない相手はあるか
あるとしたら誰か
3)その商品・サービスに
実現していない機能はあるか
あるとしたらどんな機能か
<今日のまとめ>
〜機能の説明は大抵難解〜
<今日の補助金>
ふるさとプロデューサー等
育成支援事業
地域の関係者を巻き込み、
地域の特色を活かした産品を
ブランド化する人材の
育成を補助します。
定額(つまり100%)
の補助が魅力です。