週刊誌ネタですが、女性の側からの意見として、初めて会う男性にされて困る質問の例が挙げられていました。
「週末は何してるの?」
です。
なんとなく聞いてしまいそうですし、何がいけないのかよくわからない気もするのですが、ダメな理由もちゃんとあります。
それは「答えにくい」+「答えても話が盛り上がらないと想像できる」からだそうです。
まず、答えにくいというのは理解できます。
そもそも、週末に何か特別なイベントばかりあるわけではありません。
例えば、ダイビングなど、アクティブな趣味があったとしても、そうそう毎週行くものでもありません。
趣味で長年行っている人でも、せいぜい1〜2ヶ月に1度行く程度でしょう。
話を合わせるために、体験ダイビングに行っただけなのを、背伸びしてそう答えても(それもどうかと思いますが)やはり話は盛り上がらないでしょう。
いずれにしても手詰まりです。
感情的なことは別として、おっしゃることはわかります。
一方で、それだと何を話せば・・・とも思います。
では、どんな質問ならいいのでしょうか。
珍しく解決案まで提示してありました。
答えは「食べ物に関する質問」だそうです。
好きな食べ物でもいいし、行きたい店でもいいでしょう。
理由は、必ず答えられるし、答えから話題が盛り上がりやすそうだからということでした。
ずっとその話題というわけにはいかないでしょうけれども、話しやすそうではあります。
質問されて答えたのにそこから盛り上がらなかったら、それはただの尋問ですね。
さて、見誤りがちなのですが、質問は生まれ持っての権利ではありません。
学生が質問できるのは学費を払っているからです。
ちょっとひねくれた質問をして、教師を困らせて、悦に入ったことがある人は少なくないでしょう。
しかし、教師が頑張って答えたのは、そういうサービスだからです。
学費という対価を支払ったから受けられたサービスであるに過ぎません。
その習慣に慣れてしまうと、質問をすれば答えが返ってくると思い込んでしまいます。
ともすれば、返答が難しい質問をすることが良い質問であるかのごとく、錯覚をしてしまうかもしれません。
ただし、部分的には合っていて、質問すると、多くの場合、答えが返ってきてしまいます。
これもまた習慣で、質問されたら答える癖が付いているからです。
なんとなく聞いて、なんとなく答えたら、そこから話がはずむという結果は偶然でしょう。
学費という対価を払っていない以上、質問をして答えを聞いたら、何か別の対価を払う必要があります。
答えを聞いて、そこからさらに話を楽しい方向に導く、盛り上げる、というのも一つの対価の払い方でしょう。
答えだけ受け取って、対価を支払わないと、次のチャンスは巡ってこなくなります。
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