【思いこみの代償 実況中継】
「メールが文字化けしています」
先週、このようなご連絡をいただきました。
しばらくすると、他の方からも同じご連絡をいただきました。
「メールが文字化けしています。」
そして間をおかずに複数の方から同じようなご連絡が集まりました。
ここでいうメールは、補助金・助成金ビジネスの情報発信で提供しているメールマガジンのことです。
全員から文字化けの連絡が来ているわけではありません。
調べてみると、自分宛に送っているメールは文字化けしていませんでした。
つまり、同じメールを送信しても、文字化けする人と、そうでない人がいるということです。
最初は受信側のブラウザやメールソフトの設定なのではと思いました。
ただ、それだと、突然文字化けが増えたことの説明がつきません。
メール配信会社に問い合わせても的を射ない回答でした。
しかし、さらによく調べてみると、メールを編集する画面を開くとき、一瞬、文字化けすることに気づきました。
やはり送ったメールに何かがあると考え、調査を進めると、メールに差し込んである画像に異常があることがわかりました。
詳しくは省略しますが、編集画面では差し込めているように表示されながら、受信者が画像を表示しようとすると文字化けになってしまうのです。
この異常はメール作成時に「ちょっと」手抜きをすると生じることもわかりました。
ボタンを2〜3箇所押すのを省略して、コピーアンドペーストにするという程度の手抜きです。
そして今、その修正に取り掛かっています。
対象はおそらく50〜100通。
結構あります。
失敗には理由があり、それは大きく分けて3つです。
・情報不足
・慢心
・思いこみ
それぞれの解説は省略しますが、今回は典型的な思い込みでしょう。
コピーアンドペーストでできるだろう。
コピーアンドペーストで作成してメールは編集画面で思った通りに表示されているから、読者にも同じように届くだろう。
スタッフは手抜きせず、サボらずにやってくれるだろう。
などなど。
機械と役所は融通が利かないという点で非常によく似ています。
「このやり方をしてください」と言われたら、そうしなくてはなりません。
このボタンを押してと言われたら押さなくてはいけませんし、補助金申請書のコピーを白黒で片面印刷で5部添付してと言われたら、そうしなくてはいけません。
「何が違うの?」と食い下がっても、ダメなものはダメです。
覆ることはありません。
メールの修正、今日中に終わるかな・・・。
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