【歯医者「初めて試す治療方法です」→受け入れられますか?】
資金調達をする際には、
事業計画が必ず求められます。
それが補助金であっても、
助成金であっても、
融資であってもです。
その計画の良し悪しに対して、
資金を提供するかどうかを
判断するわけです。
このように、
とても大切な事業計画ですが、
アレルギーがある方も多いようです。
そこで、そのアレルギーを
少しでも解消する目的で、
幾つかのワークを紹介します。
今回は、
新規性その2です。
前々回で、
新規性を出すには、
「その地域で初」
または、
「そのターゲットには初」
を目指すと解説しました。
そして、地域とターゲットで
新規性を出せないときに、
機能で新規性を出すという
順番をご紹介しました。
繰り返しますが、これら以外で、
新規性を出す必要はありません。
いえ、むしろ不可能と言っても
差し支えありません。
「新規」という言葉の響きは、
過去と連続しないことを
連想させますが、
それはお客様視点での話です。
自分にとって新しいことは、
単に熟練度不足を意味し、
市場に出すレベルになっていない
ということを示しているだけです。
したがって、いえ、当然、
「やったことがない」
「初めて挑戦する」
という条件は、
満たす必要がありません。
それどころか、
そんな事業は危なっかしくて、
評価されないのがオチです。
あくまで、これまでの実績をもとに、
新しい地域、または、
ターゲットに売り込んでいく。
これが事業計画に求められる、
新規性です。
<今日のワーク>
その事業計画の、
新規性を再検討します。
1)その商品・サービスを
提供していない地域または
ターゲットを想定しているか。
2)その商品・サービスは
自分の実績・経歴の
延長線上にあるものか。
3)1)と2)のどちらかが
NOの場合、
「それでもできる」といえる
根拠は何か
(おそらくないので1)に戻る)
<今日のまとめ>
〜新しさは人にとってのもの〜
<今日の補助金>
平成27年度創業助成事業
都内の創業予定者
又は、創業5年未満の
中小企業者に、
創業期に必要な経費の助成を
行います。
上限300万円です。