【補助金と消費税の不思議な関係 補助金とはこういうもの】
補助金と消費税のちょっと興味深い関係について紹介します。
補助金とはこういうものだと理解するのにちょうど良い事例だと思います。
消費税が上がるので、お店ではレジを交換する必要があります。
国の制度が変わることに伴う出費なので、まあ、それはそれなりに補助してしかるべきですよねということで、レジを買うための補助金が用意されました。一台20万円ほど支給されるようです。
その後、ご存知の通り、消費税増税は延期されてしまいました。
結果、消費税は変わらないし、当然誰もレジを買わなくなったのですが、補助金自体は残りました。
なんか変だと思いませんか?
でもこういうものなのです。
増税延期はあくまで先延ばしであって、いつかは増税される(=レジを買い換える)から、補助金制度はそのままにしておいて良いという理屈は成り立ちます。
当然、2年後でも申請はできるのでしょう。
補助金を利用するのはそのときで良いともいえます。
けれども、予算がありますから、その時になって申請したらもう予算がありません、ということになるかもしれません。
2年後の時点で、「2年前なら全員もらえていたのに・・・」というのは、十分考えられる、そしてわりとよくある話です。