【ルールとマナーとモラル】
ルール違反じゃないから良いという主張は、犯罪以外は何をしても良いという主張です。
もちろんそんなわけはなくて、ルールの前にマナーがあり、モラルがあります。
マナー違反なら嫌われますし、モラルに反すれば人格を疑われます。
ルール違反ではないという状態は、単に法的な責任がないというだけで、評価や信頼とは無関係です。
しかし、サービス業において、ルールはあってなきがごとしです。
たとえば、ごねて支払いをうやむやにすることは「できる」でしょう。
たとえば、こっそり人のやり方を真似て自分のものとすることは「できる」でしょう。
たとえば・・・。
相手も気づかなかったり、時間がないので諦めることが多いから、実現するという意味では「できて」しまいます。
こういうずるいことは法律違反に問われることは少なく、まかり通ってしまいます。
このとき、ずるした人は、一瞬得したように思えます。
一方、ずるされた人は、ものすごい不満です。
きっとあちこちで言いふらすでしょう。
あいつはずるいやつだ、と。
それでも、なかなか表面化することはありません。
よくあることですから。
そうこうしているうちに、ずるした人は味をしめて、さらにずるするようになります。
そして蜃気楼のような得をしつづけます。
その反対側で、あちこちに不満が鬱積します。
しばらくは表面化することがなかった不満も、一定規模を超えるイベントが起きると表に出ます。
たとえば、その人が有名になったとか、大きな仕事が決まったときとかです。
小さな仕事の小さなずるなら見逃してもらえたかもしれませんが、大きな仕事だと、そこでは見逃せない規模になるので、おのずと発覚してしまうのです。
すると、今まで溜まっていた不満も、堰を切ったように流れ出します。
そして、皆、口をそろえてこう言います。
「あいつは昔からずるかった」と。
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