タックスプランナー様
一般社団法人日本タックスプランナー協会 代表理事 井上大輔です。
【ものづくり補助金のための「ガイドライン」 事例集4 「どのように2」】
ものづくりサービス補助金の申請に必須の「中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドライン」
ここに取り上げられている事例を紹介します。
今回はITの話です。難解というか、アレルギー反応が予想されますが、これからの時代、避けて通れないテーマです。
内容としては前回の「どのように」の1項目です。
前述(1)$(D”7(7)には IT(情報技術) を活用することも有効。
例えば(1)新規顧客層への展開や(2)商圏の拡大に取り組む場合、自社サービス・商品をインターネット等を通じて情報発信することにより広範な顧客に対して情報を届けることが可能となる。
また、自社の内部に蓄積する情報を分析することで、新たな顧客層・商圏のニーズを把握し、対応した新規出店や新しいサービス・商品の提供が可能となる。
ただし、特に情報セキュリティの確保が極めて重要。顧客の個人情報等についての安全管理も求められる。
【具体的事例 前述の(1)〜(7)に対応】
<(1)新規顧客層への展開>
高齢化や有職女性の増加に伴い、なかなか開店時間に買い物ができない顧客のために、地域のスーパーマーケットがネットショップを開設する。リテールサポート(取引先への経営支援や提案活動)を手がける卸売業等とも連携して、地域内の顧客からの注文を迅速に配達。
リサイクル品を扱う小売業が、顧客が直接来店しなくてもオンラインで売値の査定が可能なインターネットオークションの方式で商品を販売するサービスを提供。また、会員登録データべースの整備と購入実績の分析により、会員の趣向に合った商品が入荷した際に電子メールで通知。
<(3)独自性・独創性の発揮>
寝具の小売業が、枕に内蔵した端末を使って睡眠時の情報を取得することで、枕とともに充実した睡眠を手助けする新たなサービスの提供を開始する。
<(4)ブランド力の強化>
鮮魚の卸売業者が、全国の各港と情報ネットワークを構築して、産地からの鮮魚 情報・映像情報をリアルタイムで顧客に提供することで、卸売業者が直接に買い手のニーズとのマッチングを進める。
<(5)顧客満足度の向上>
旅館が、クラウドを活用した顧客関係管理システムを活用し、従業員がタブレット型端末を活用して顧客ごとの購買履歴や嗜好データを確認できるようにして、高品質な接客サービスを実施する。
<(5)顧客満足度の向上>
タクシー会社が、ICカード携帯電話機を用いた配車システム、非接触型 ICカードによるクレジット決裁システムを導入することで、電話受注や決算の時間を短縮し、 利用者の利便性を向上させる。
<(6)価値や品質の見える化>
ゴミ収集車が産業廃棄物を収集する際の価格は従来「言い値方式」だったが、高精度な計量器の設置と、カーナビ改良による回収先ルート・顧客情報と回収量の紐付により、料金 を明確化・請求事務の自動化する。
<(7)機能分化・連携>
複数の中小企業が連携して共同利用するクラウドシステムを構築することにより1社あたりの費用負担を軽減するとともに、情報の共有と分析を通じ複数の企業が協力し販路の開拓や仕入れ、連携により実現される新たなサービスの提供を行うことで収益力を強化する。
<(7)機能分化・連携>
地域の基幹病院が、外来診療から急性期の治療(入院)、回復期のリハビリテーション病院まで、電子カルテや県内他施設との医療情報共有ネットワークなどの IT 利活用で連携し、高度で充実した医療サービスを提供している。
・・・以上です。
ITの利活用といっても、基本的には人がやることの代替か、拡大のいずれかです。上手くいくITは、人がやっても上手くいきます。
<今日のまとめ>
〜全くわからなくても単語だけなら〜
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