【苦難が来ればそれも良し、順調ならばさらに良し。〜 松下幸之助〜】
資金調達をする際の必須アイテム、
「事業計画」
計算にアレルギーがある方も
多いようですが、
実際には、そこ以外で、
優劣は決まります。
計算ではない、シンプルな
事業計画レベルアップのための
ワークをシリーズでご紹介します。
今回は、
継続性・確実性です。
次の一文は、ある補助金制度の、
採点基準の一部です。
「計画がうまくいかなかった
場合でも事業を継続できる
根拠があること。」
計画はとかく薔薇色になりがちです。
それは夢や希望と表裏一体なので、
決して悪いことではありません。
ただし、薔薇色計画が、
常に実現できるかというと、
必ずしもそうではないでしょう。
思ったより売れないことも
あるでしょうし、
売れても利益が
残らないこともあります。
何かのアクシデントで、
営業を数ヶ月止めなくては
ならない事態もあり得ます。
それは自分の病気の場合もあるし、
相手の病気、たとえば、
食中毒などを起こした場合の、
営業停止などもあります。
考え始めればきりがありませんが、
要は、事業がストップしても、
再開するまで、なんとか、
持ちこたえられれば良いのです。
対応方法は大きく分けて3つ。
・貯金
・副収入
・保険
いずれかです。
どれもないとなると、
気合と運で頑張ります、
ということになります。
ダメではありませんが、
審査で加点されることもありません。
少なくとも一つが、
「計画されている」こと。
(ここがポイントです。)
それが、継続性がある、
事業計画です。
これを事業計画に書く人は
かなり少ないので、
書ければ相当な
アドバンテージになるでしょう。
<今日のワーク>
その事業計画の、
「継続性」を検討します。
1)貯金額を書き出します。
2)副収入額を書き出します。
3)保険金額を書き出します。
→合計を出します。
→合計額を1ヶ月の
必要資金額で割ります。
=全く収入がなくても
持ちこたえられる期間
<今日のまとめ>
〜治に居て乱を忘れず 【孔子】〜
<今日の補助金>
JAPANブランド
育成支援事業
自らの強みを分析し、
明確なブラン ドコンセプト等と
海外展開の基本戦 略を固めるため、
専門家の招へい、
市場調査などの取組みに係る
費用を補助します。
(補助上限:200万円、 定額補助)
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