【民間に使い方を委ねる補助金が今後も増えていく理由】

【民間に使い方を委ねる補助金が今後も増えていく理由】

タックスプランナー様

一般社団法人日本タックスプランナー協会 代表理事 井上大輔です。

 

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日々の日記のほか、「めずらしいもの」をテーマに投稿しているので、もしご興味あれば、あわせてどうぞ。
 
なぜそのテーマなのかと聞かれるのですが、めずらしいもの=貴重なもの=価値があるものと考えているからです。
興味を持っていただける方と共有できたら面白いですし、自分の備忘にもなっています。
 
 
【民間に使い方を委ねる補助金が今後も増えていく理由】
 
補助金の市場は、年間20兆円です。
これだけで巨大市場だと分かりますが、今後はますます使い勝手が良くなるでしょう。
というのも、民間企業に使い方を任せる傾向がより顕著になっていくからです。
 
その説明をするために、少し補助金の歴史を紐解きます。
 
一昔前は、「紐付き」補助金という表現がありました。
これは、使い道を国が指定して、その指定どおりに使って初めて受けられる補助金でした。
使い道に国からの指示が事細かにあることから、その名前がついたようです。
なぜそんなことになっていたかというと、国が使い道を決めることができたからです。
 
???
 
国が使い道を決めることができたから、国が使い道を決めていた?
禅問答のようですが、それが実態です。
 
少し前、例えば30年前に瀬戸大橋はまだありませんでした。
新幹線も高速道路も今ほど網羅せれていませんでした。
その他の設備についてもまた然りです。
まだまだ、国が過去の延長線上でお金の使い道を考えることができたのです。
 
「カイゼン」に代表されるように、前例を踏襲してプラスアルファを加えていくことは、日本のエリートが最も得意とすることです。
国の施策を考える官僚もまたそれを得意としていたので、高度成長期には、比較的容易にお金の使い道を考えることができました。
 
しかし、今となってはどうでしょうか。
箱物や道路はあらかた作りつくしてしまいました。
作っても費用面で維持管理ができないような場所しか残っていません。
そうなると、国はお金の使い道を新たに考えることが急に困難になります。
前例を踏襲しようとしても、すでに飽和しているのです。
 
しかし、そこは日本のエリート、すぐに次の手を打ってきます。
自分たちで使い道を考えつかなければ、「考えさせれば良い」のです。
 
こうして、使い道を民間に委ねる補助金が増えてきました。
そして、原因が原因なだけに、今後もこの流れは続きます。
一過性のものではありません。
 
 
<今日のまとめ>
 
〜動く歩道に乗ると早く進む〜

 

 

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