一般社団法人日本タックスプランナー協会 代表理事 井上大輔です。
【 閑話休題 投資詐欺師が超高層階・山奥・地下の説明会場を好むのはなぜか? 】
資金調達を仕事にしていると、
大変よく耳にする
キーワードがあります。
「不労所得」です。
これについては、
いつか書かなくてはいけない
と思っていました。
そこで、まず、その是非はさておき、
不労所得の定義を見てみます。
それを得るために
投資による収益を指す場合や、
有価証券や不動産等の
権利自体を売買しその
売買差益を指す場合、
あるいはその両方を
含める場合もある。
~wikipedia~
働かないで得る所得。
利子・配当金・家賃・地代など
~大辞泉~
なんとなく全体像が見えてきました。
働かなくても、自動的に得られる
お金のようです。
上記にもあるように、
預貯金の利子などはその代表例
であるようです。
では、その利子を例にとって
考えてみましょう。
利子をもらえる人は、
銀行に預金している人です。
仮に1%の金利だとすると、
100円預けると、
1年後には1円もらえます。
これが不労所得に当たるわけですね。
もう一度書きます。
利子をもらえる人は、
銀行に預金している人です。
つまり、
不労所得を得られる人は、
資産を持っている人です。
1・資産を持つ
2・不労所得を得る
という順番です。
この順番は大変大事です。
さらに、
「働いて収入を得る」
を順番に加えると、
次のようになります。
1・働いて収入を得る
2・資産を持つ
3・不労所得を得る
この順番は変えられません。
なかなかに魅力的な響きがある、
不労所得。
しかし、利子(上記3)だけで
食べていくには、
相当の預金(上記2)を
持っていなくてはいけません。
相当の預金を持つには、
相当働いて収入を得る(上記1)
必要がありそうですね。
<今日のまとめ>
〜並んでいいのは列の最後尾です〜
<投資詐欺師が超高層階・山奥・地下
説明会場を好むのはなぜか?>
答え:携帯の電波が繋がりにくいから
最近はグーグル先生がすぐに
なんでも調べてくれます。
投資詐欺師やその商品の
名前で検索すると、
おびただしい数の悪評が
表示されます。
詐欺師としては、
多少でもそれを防ぎたいので、
電波のつながりにくい
会場を選ぶのです。
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