一般社団法人日本タックスプランナー協会 代表理事 井上大輔です。
【資金調達の面談の場でよくある質問 そのうち特に答えにくいもの】
資金調達で避けて通れないイベント、
プレゼンテーション。
文章を書くのも大変ですが、
これが対人面談となると、
また違ったハードルがあります。
そんな中でも、
受ける質問が事前にわかれば、
ある程度の心構えはできます。
そこで、
よく出る質問・論点の中から、
答えにくいものを
6つほどご紹介します。
1)そんなに売れるんですか?
バラ色計画を提示すると、
必ず返ってくる質問がこちら。
売り先のめどは立っているか、
実績はあるかなど、
変化球で聞かれることもあります。
答えを用意していないと、
答えられない質問の典型です。
売れる根拠は、
実績>企画>熱意
です。
ほんの少しでもいいので、
実績があると、
この質問を乗り切りやすくなります。
2)資産を持っていますか?
特に金融で聞かれます。
彼らは利益には興味ありません。
毎月の返済が滞りなく
行われるかのみに関心があります。
儲からなくても、
返済される原資があればいいのです。
資産は現金である
必要はありませんし、
自分で持っている
必要すらありません。
親が山を持っているなどでも、
事足りてしまいます。
あまり考えたくはありませんが、
保険金もこの範疇に含まれます。
3)ご家族は?
その是非はわかりませんが、
結婚して子供がいて、
両親との中も良い・・・
という人の方が、
資金提供者から見て、
高評価であることは
間違いありません。
今の感覚からすると、
ビジネスにどれだけ
関係するのかとも思いますが、
これは今から変えることは
できないものです。
望む答えがなかったとしても、
精神力を試されていると思い、
ありのままをポーカーフェースで
答えるしかありません。
そのための心の準備を
しておきましょう。
少し長くなったので、残る、
4)担保を用意できますか?
5)続けられますか?
6)その人は信用できますか?
は次回に回したいと思います。
<今日のチェックポイント>
1)1個でも売ったか
2)資産の洗い出しをしたか
3)心の準備をしたか
<今日のまとめ>
〜2手3手先を読む〜
<今日の補助金>
創業・第二創業促進補助金
新たな需要を創造する新商品・
サー ビスを提供する創業者に対して、
店舗借入費や設備費等の
創業に要する費用の一部を補助。
(補助上限:200 万円。補助率:2/3)
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