一般社団法人日本タックスプランナー協会 代表理事 井上です。
【野球中継の解説は引退後の有名選手が行い、
保険営業マンの渋川さんが、
資金調達を武器に、
復活を果たす物語をお送りします。
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〜タックスプランナー講座 PM〜
講師
「では、午後の講義に入ります。
３人一組で進めます。」
渋川さん
（私はAさんとBさんと一緒か。）
Aさん
「またよろしくお願いします。
主婦でFPのAです。」
Bさん
「私は初めましてですね。
よろしくお願いします。
看護師のBといいます。」
渋川さん
「よろしくお願いいたします。
保険の営業をやっている、
渋川と言います。」
講師
「午後は、自身の事業計画を
作っていただきます。
といっても、電卓は一切使いません。
ご自身の事業計画の名前を、
３０文字以内で考えてもらいます。
それをグループで発表して、
フィードバックをもらいます。」
Aさん
（長いのか短いのかわからないなぁ）
講師
「３０文字はすごく短いので、
効率よく要点を述べてください。
必ず入れなくてはいけないのは、
２点です。」
渋川さん
（いつもの３点じゃないんだな。
まあ、短いしそんなものかな。）
講師
「必ず入れる２点は、
「誰が」と「何をするか」です。」
Aさん
（「誰が」って「私が」に
なる・・・？）
講師
「たとえば、
「医者が開発した育毛剤の販売」
うんと短いですが、
「誰が」も「何をするか」も
両方含まれています。」
渋川さん
（ふむふむ）
講師
「「何をするか」は、もっといえば、
どんなマイナスを解消するか、
で語れるとベストです。
髪の毛の「不足」というマイナスを
解消するという説明、
これがもっとも響きます。
基本的に人間はマイナスのことばかり
考えています。
それを解消します、と訴えれば、
注目を集められるし、
実際に売れる可能性も高まります。」
渋川さん
（なるほど。）
講師
「また「誰が」それを行うかも
とても大事です。
先の育毛剤は、
医師が開発したから売れました。
これが、
「税理士が開発した育毛剤」
だったらどうでしょう？」
Aさん
Bさん
渋川さん
（いらない）
講師
「いりませんよね。
何を行うかはもちろん大事ですが、
説得力を持たせるためには、
誰が行うのかも、同様に大事です。
３０文字という少ない文字数です。
この二つを入れるだけで、
いっぱいになると思います。」
渋川さん
（短いのはむしろ難しそうだな）
講師
「自分の事業計画と言いましたが、
もし、申請代行を行う目的で、
この講座を受講している人は、
代行先の事業計画でも結構です。
３分ほど取りますので、
まずは各自で考えてみましょう。
では、スタート。」
つづく
＜今日のまとめ＞
〜君が言うなら信用するよ〜
＜渋川さんの作戦まとめ＞
契約が減少傾向。
なんとかしたい。
そのために・・・
新規契約取りたい
そのために・・・
見込み客にアポ取りたい
そのために・・・
アポを取る理由が欲しい
そのために・・・
補助金の情報を提供しよう
そのために・・・
補助金の資格を取ろう（←いまここ）
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