一般社団法人日本タックスプランナー協会 代表理事 井上大輔です。
【ものづくり補助金のための「ガイドライン」 事例集2「何を」】
中小企業の成功事例を集めて、一般化した「中小サーヒス事業者の生産性向上のためのカイトライン」。
ものづくりサービス補助金ではこのガイドラインに沿った取り組みであることも条件になっています。
１０項目それぞれに事例が付されているので、項目別に紹介します。
2)何を
(3)独自性・独創性の発揮
自社か現在提供しているサーヒス・商品を客観的に把握・分析し、その優位性を延はす、あるいは欠点を改善する。
「世界初・日本初」「最先端技術を最初に採用」といった新規性に限らす、特に地域性の高いサーヒスについては、同一地域 初を想定する。
【具体的な事例】
・観光地の旅館
1日に受け入れる客数を限定する
高品質な内装、きめ細かな接客により客単価を上ける
→地域内の大規模な観光旅館と差別化する。
・テイサーヒス(通所介護)を提供する介護事業者
娯楽設備(カラオケやヒリヤート)を併設する
アロマセラヒーやマッサーシセラヒーを提供する
→より滞在時間を楽しんてもらうサーヒスを展開する。
・レストラン
医師や栄養士との連携て糖質制限や糖尿病予防なと生活習慣病予防をテーマとした新メニューを開発する
直接地域内の農家や漁師から流通経路に乗らない規格外の材料を仕入れる
→低価格な料金て提供する。
(4)フラント力の強化
満足感や特別感を高める。
提供するサーヒス・商品の持つ「こたわり」や「価値・品質」をアップする。
期待されるサーヒス水準を把握・分析し、それを常に上回るサーヒスを提供する。
ますコンセフトを明確に打ち出す。
顧客の信頼性を向上することもフラント力の強化に必要。
【具体的な事例】
・雑貨店
「トキトキ感、わくわく感を提供する」コンセフトを打ち出す
レシャー施設やテーマハークのようなテサイン性か高い装飾品や商品棚を設置する
人材研修にて、異業種(レシャーや観光業等)から「人を楽しませる」ノウハウを学ふ
→来店者に楽しんてもらえる接客体制を構築する。
・喫茶店
単に飲み物や軽食のみならす「くつろける空間」を提供するコンセフトを打ち出す
日常的な疲れから解放され、比較的長い時間を過こせるよう内装や室内音楽を選定する
→レストランや旅館のような接客を行う。
・割烹料亭
属人的てありハラつきかあった接客の品質を統一する
最も顧客 から評判かよい仲居の接客対応をマニュアル化する
→全員の仲居て同様の接客かてきる体制をつくる。
・居酒屋
日本国内の安心てきる生産者から野菜や魚を仕入れたことを示す
材料ことの仕入れ先情報(住所・企業名・氏名等)を開示する
→生産者自身による農作業や漁の解説、野菜や魚へのこたわりといった「生の声」を広報物て紹介する。
(5)顧客満足度の向上
出来るたけ広範な顧客の満足度を満たすのか、特定の顧客層に対象を絞 ってより高い顧客満足度を目指すのか。
【具体的な事例】
・総合病院
コンシェルシェ(案内人)を設置する
外来・入院患者の困りことや疑問なとの「よろす相談」に対応する
診察まての待ち時間情報の提供や喫茶店・美容室の併設
マッサーシなとのサーヒスを提供するリラクセーションセンターを併設
→患者視点に立ったサーヒスを展開する。
・ホテル
自動チェックイン・チェックアウト装置を導入する
顧客か素早く受付を終えることかてきる仕組みをつくる
大学や研究機関の研究成果に基ついて寝心地を高めた寝具を導入する
→1分ても長くくっすりと眠りたいヒシネスマンに向けたサーヒスを展開する。
・美容室
お肌や髪の毛に関するカウンセリンクサーヒス
頭皮の洗浄やマッサーシなとヘットスハの施術を合わせて提供する
→「髪や頭部の健康」にかかるニースに応えていく。
・レストラン
来店する顧客に対して定期的に満足度アンケート調査を実施する
とのような層の顧客かとのような食材やメニューを求めているのか、
とのようなスタッフの行動・振る舞いに満足しているのか明らかにする。
→その分析結果を新メニュー開発、スタッフの行動目標の設定とその接客教育への適用を行う。
・・・以上です。
このような事例集は自分に関係しそうな部分だけ拾い読みすることから始めると、効率的に情報収集ができる場合が多いですね。
＜今日のまとめ＞
〜全部熟読しては間に合わない〜
転載・転用は、部分・全部を問わず、お断りしております。
