【＜補助金しくじり先生＞ 回り回って首を絞める話】
ちょっと長くなるので、あらかじめ登場人物とあらすじをまとめておきます。
＜Aさん＞
美容機器の販売代理店
個人経営
元ネットワークビジネス
Bさんに美容機器５００万円を買って欲しい
（買ってもらえると手数料３００万円が手に入る）
５年前の売上 １億円
現在の売上 １．５千万円
＜Bさん＞
夢見る主婦
就労経験はパートで３年ほど
主婦兼会社経営者が希望
港区に持ち家がある程度の比較的裕福な家庭に生まれる
実家の近くにマンションを変える程度の稼ぎの旦那さんがいる
→故に努力という概念はあまりない
勘はとても鋭く、自分の家が「下り坂」だということは敏感に察知している
→だから経営者を目指している
＜X社＞
美容機器の製造販売メーカー
原価：５０万円
販売手数料：３００万円
その他経費：１００万円
利益：５０万円
ネットワークビジネス風の販売促進政策を取っている
販売手数料を高くして代理店の営業力で売っている
美容効果は医学的には無い
＜Cさん＞
日本唯一の補助金の資格、タックスプランナーの最上位である、マスタータックスプランナー
元大手流通業の会社員
２年前に退社してコンサルタント業を開始
Aさんの紹介で、Bさんの補助金申請を請け負う
＜Aさんの作戦＞
１・Bさんに補助金を取ってもらう。
２・補助金を原資に美容機器を買ってもらう。
→X社から手数料３００万円を貰う。
→Cさんから紹介料２０万円を貰う。
X社が作った機械を売り、Cさんに補助金を申請させる。
つまり自分は「販売」または「営業」のみで３２０万円を手に入れる。
＜収支＞
・Aさん
金銭 ややプラス
時間 ややマイナス
評判 すごくマイナス
・Bさん
金銭 マイナス
時間 ややマイナス
評判 ややマイナス
・Cさん
金銭 プラス
時間 ややマイナス
評判 プラス
・X社
金銭 プラスマイナス０
時間 プラスマイナス０
評判 マイナス
（何が起こったのかわかっていない）
＜企画＞
AさんがBさんを食い物にしてちょっとだけ稼ぎますが、回り回ってツケを払う話です。
続く
