補助金とは63 確定申告書と聞いて「うっ・・・」とならないために

補助金とは63 確定申告書と聞いて「うっ・・・」とならないために

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【確定申告書と聞いて「うっ・・・」とならないために】

補助金・助成金ビジネスのみならず、経営が関わることなら必ず必要になる書類、それが確定申告書です。

しかし、年に一度しか登場しませんし、直前になって慌てて準備する場合も多く、正直言って、馴染みのない書類だと思います。
中には税理士に預けていて自分では持っていないという話も聞きます。

しかし、繰り返しますが、これはチャンスです。
他の方が、得意でないもの、よく知らないものについて、少しでも知っていれば、それは専門家です。

物理学者が世の物理法則を全て解明しているわけではありません。
万物の法則・真理の絶対量(というものがあるかわかりませんが)からしたら、ほんの一部を知っているにすぎません。
でも、それでも、専門家なのです。

確定申告書についても同じことが言えます。
ほんの少し知っていれば、他の大多数に先んじられます。

では、どこを抑えれば良いかというと、おおよそ3点です。

1)確定申告書に書いてあることはあまり使わない
2)大事な情報は決算書に書いてある
3)決算書は確定申告書にくっついている

細かい用語は後からいくらでも覚えられます。
今ならグーグル先生に聞くこともできるでしょう。
何よりも大切なのは、全体の構造を抑えることです。
それぞれ解説します。

1)確定申告書に書いてあることはあまり使わない

確定申告書は、そもそも税金を計算するためのものです。
それ以外の用途には使えないこともないでしょうけれども、それ用に作ったわけではありません。
補助金・助成金ビジネスでも、経営改善でも、確定申告書そのものを使うことは少ないです。
確定申告書そのものよりも、次の決算書をまずは見ましょう。

2)大事な情報は決算書に書いてある

売上・利益・現金・資本金・・・
いわゆる経営指標と言われる数値は、すべてここに書かれています。
さらに、利益を売上で割ると、利益率という指標が計算できます。
このように組み合わせることで、さらに本格的な経営指標を導くこともできます。

まずはこの決算書を手に入れましょう。
決算書には、「売上 ○○円」というように、「何」が「いくら」という形で明示されています。

補助金・助成金の申請でも、経営改善でも、資金調達でも、自分で全てゼロから分析するということはありません。
多くの場合、定められたフォーマットがあります。
フォーマットは大抵エクセルでできていて、「これを入力してください」「この数値を記載してください」と懇切丁寧にナビゲーションされています。
極論すると、指定された項目の数値を、決算書からフォーマットに書き写すだけです。

確定申告書を手に入れたら、まずは、決算書を見る、という流れが最もスムーズに進みます。

3)決算書は確定申告書にくっついている

そして最後はこれ。
決算書は確定申告書と1セットになっています。
厳密には全く別の書類ですが、必ずセットになっています。
通常、末尾に添付されていますので、まずはページをめくって探しましょう。
万が一ついていなかったら、その場で補完をお願いするとスマートです。

概要が把握できたら、次は内容です。

まず、決算書は幾つかの書類から成っています。
次回はそのうち重要な点についてまとめます。


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