【「車」vs「ランボルギーニカウンタックLP400」 どちらが欲しいか?】
資金調達をする際には、
事業計画が必ず求められます。
それが補助金であっても、
助成金であっても、
融資であってもです。
その計画の良し悪しに対して、
資金を提供するかどうかを
判断するわけです。
このように、
とても大切な事業計画ですが、
アレルギーがある方も多いようです。
そこで、そのアレルギーを
少しでも解消する目的で、
幾つかのワークを紹介します。
今回は、
具体性です。
どんな補助金でも、融資でも、
その事業計画の「具体性」は、
必ず評価対象になります。
この、「具体性」というのは、
なかなかにやっかいで、
必要なものだとは、
誰しも理解できるのですが、
いざ具体性を出そうと思うと、
なかなか実施できない類のものです。
そこで、対策をたてましょう。
それは、「固有名詞」と「数」です。
この二つは、究極の具体性です。
固有名詞とは、品番や型番、
会場名や取引会社名です。
これらは計画中に、
頻繁に顔を出します。
「プリンタを購入」
とするよりも、
「エプソンepc-0151を購入」
とした方が、
より具体的であるというのは、
明確だと思います。
また、
「エプソンepc-0151を購入」
だけよりも、
「エプソンepc-0151
@49800を8月に2台購入」
としたほうがより具体的です。
実際に購入する際には、
どのメーカーにするか、
機能はどうか、スペックは・・・?
と、細部まで決めてから、
購入するはずです。
計画でも同じく、
「具体的に」考えることが、
より実践的であると
評価されるのです。
常に、固有名詞か数字を使えないか、
振り返りながら、
事業計画を書いていくと良いでしょう。
<今日のワーク>
その事業計画の、
具体性をUPします。
1)抽象名詞を固有名詞に置き換える
例:机→コクヨYP-501 白
2)数字で表現する
代表的な数字は、
金額、個数に加え、年月日
3)どうしても固有名詞に
置き換えられないものは、
スペックを明記する。
<今日のまとめ>
〜これじゃない感は抽象的だから〜
<今日の補助金>
カイゼン指導者育成事業
魅惑的な名称です。
カイゼン活動の指導者を育成する
ための研修を実施して
中小企業・小規 模事業者の
製造現場等に派遣する事業を
行う団体等に対する補助です。
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