<よくある質問ベスト5>
マスタータックスプランナーであり、名門、日本橋コンサルティングの代表取締役でもある中尾直子さんのベスト5です。
彼女は月間100件の相談をこなしています。
ということは、これを覚えておけば、明日からでも補助金・助成金のプロとして相談を受けることができます。
質問には趣旨・背景があり、表面上の言葉の裏に何があるかを読み取ることが必要です。
回答は、質問の答えであると同時に、次にどこに導くかという狙いが必要です。
Q1 「なんかないですか?」
・趣旨
自分に当てはまる補助金や助成金、それ以外でもいいので何か使えるものがあれば知りたい。
目の前の資金繰りが厳しく、すぐに受け取れる資金が欲しい。焦っている。(見通しすら立っていない。)
比較的順調に事業は進捗しているが、ジャンプアップのきっかけを探している。
A1 「これだけの情報ですと、正確に絞り込むことができませんので、もう少し詳しく事業内容や、何に経費がかかってくるのか、教えいただいてよろしいですか。」
・狙い
あまり過去のことを話されても話は進まないので、できるだけ未来のことを話してもらうようにしている。
特に新規性と事業性(=採算性)の面から、その事業内容が補助金の採択に近いのか遠いのか、予測を立てる。
Q2 「補助金を受け取るまでの運転資金がないがどうしたらいいか?」
・趣旨
貯金がすごい勢いで減っていってしまっているなど、将来の見通しが不安。(見通しは立てられている。)
A2 「国や銀行から融資を受けることが可能です。これで運転資金を賄って、補助金を受け取った際に返済に充ててもいいし、さらなる事業の拡大に充ててもいいと思います。」
・狙い
現状の資金が乏しいからといって、補助金や助成金を諦める必要はない。本来、直接の関係はない。
Q3 「すぐに貰えますか?」
・趣旨
単純にスケジュール・流れを確認している
(資金繰りなどの需要から)今すぐもらえると思っているけどあってる?
A3 「すぐには貰えません。先にお金を使ってから、後でお金が戻ってくるようなイメージです。」
・狙い
反応を見て、手元の資金があるかを判断する。
あるようなら補助金の説明を継続し、無いようなら融資などで先に調達する手段も紹介する。
Q4 「創業補助金(過去に募集していた補助金をあげて)を今申請したいです。」
・趣旨
人から聞いた
何かで読んだ
→自分も
A4 「実は補助金には締め切りがあって、いつでも申請できるというわけではありません。募集開始時期と締め切りが明確にあります。」
・狙い
ある日突然募集は開始されるので、次の募集に備えて、あらかじめ申請書(=事業計画)を早い時期から作成し始めることを勧める。(受講へ促すなど)
Q5 「使い道は自由ですか?」
・趣旨
使い道を決めていない。
何に使っても良いと単純に考えている。
A5 「使い道は実は自由ではないんです。どの件に使っていいかは補助金ごとに定められているので、それに沿った使い方をしなくてはならない。」
・狙い
主な使い道を聞き出して、適合する補助金・助成金を絞っていく。
いかがでしょうか。
なぜ面と向かって相談するのか。電話相談やYahoo知恵袋ではないのか。
その答えが隠れていると思います。
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