タックスプランナー様
一般社団法人日本タックスプランナー協会 代表理事 井上大輔です。
【話上手は聞き上手であって、書き上手とは限らない】
〜タックスプランナー講座
模試実施中 後半〜
渋川さん
（眼鏡店について書こう。）
＜眼鏡店のデータ＞
50代女性
経歴：新橋で飲食業経営
→スポンサーから出資を受けて
眼鏡店経営
業種：眼鏡販売
業歴：10年目
業績：
売上1億円
仕入3千万円
人件費2千万円
家賃1千万円
広告費他2千万円
その他の不明朗な支出1千万円
利益1千万円
資金：
現預金2千万円
個人の貯金3千万円
特徴：反社会勢力との交流可能性あり
社員：正社員5人
希望：海外向けの新作眼鏡を作りたい。
家族：独身 持ち家マンション住まい
＜渋川さんの考えた事業計画名＞
「７割が女性客の眼鏡店が行う、
UVカット眼鏡フレームの開発」
渋川さん
（次は、現状・課題・対策だな。）
＜渋川さんの考えた、
現状・課題・対策＞
現状：
・３シリーズ２４種類の
オリジナルデザインを販売し、
１シリーズの売上は３千万円
・本店の人員には余裕がある
課題
・売上を増やす
選択肢は、店舗増ORラインナップ増
→人員に余裕∴ラインナップ増が合理
対策
定評のあるデザインに、
「機能」を加えた商品を作る
機能はUVカット
塗装や形状で実現可能
渋川さん
（これはこのまま箇条書きでいいかな。
何が現状で、何が対策か、
一目でわかった方が審査員も
読み取りやすいだろう。）
講師
「はい。時間です。
提出して休憩に入ってください。
その間に採点します。」
渋川さん
（コーヒーを買いに行こう）
Bさん
「渋川さん」
渋川さん
「はい。
あ、Bさん。
模試お疲れ様でした。
うまく書けましたか？
まあ、グループワークのときも
よくできていたし、
Bさんなら心配いらないでしょうけど。」
Bさん
「いえ、それがちょっとうまく
書けませんでした。」
渋川さん
「Bさんでもそんなことあるんですね。」
Bさん
「はい。お恥ずかしい話なのですが、
自分でもいけると思っていたのです。
グループワークをやっているときから、
新しいアイディアがどんどん湧いてきて、
あれも書こうこれも書こうと、
楽しみにしていたんです。
でも、実際に書こうとすると、
頭が真っ白になってしまって・・・。
たくさん思いついたはずなのに、
ほとんど思い出せず、
焦っているうちに
時間になってしまいました。」
渋川さん
「なるほど。
Bさんは看護師さんでしたよね。
もしかして、普段はこういう文章を
書くことって少ないのでしょうか？
もしそうだとしたら、
ちょっとしたまとめ方のコツで、
変わるかもしれませんよ。」
Bさん
「そうなんですね。
どんなコツなのでしょうか。
あんなに話せたのに書けなくなって、
正直ちょっとパニック中です。」
つづく
＜今日のまとめ＞
〜話し言葉を書き起こすと読み取れない〜
＜渋川さんの作戦まとめ＞
契約が減少傾向。
なんとかしたい。
そのために・・・
新規契約取りたい
そのために・・・
見込み客にアポ取りたい
そのために・・・
アポを取る理由が欲しい
そのために・・・
補助金の情報を提供しよう
そのために・・・
補助金の資格を取ろう（←いまここ）
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