【 補助金でセミナー講師を目指すAさんの物語2 】

【 補助金でセミナー講師を目指すAさんの物語2 】

一般社団法人日本タックスプランナー協会 代表理事 井上大輔です。

<思考停止か逆ギレか>
「じゃあどうすればいいんですか?」
「じゃあなにができるんですか?」
何かを禁止されたとき、否定されたときに、とっさに出てしまう一言かもしれません。
ただ、これは意識的にやめたほうがいい良い反応です。
この反応の前には、相手からの禁止や否定があったはずです
これらは「情報」の一種です。
内容はともかくとして、あなたの行動や考えがNGだという情報です。
すでに情報を得たばかりなのに、まだ相手に何かを望む姿勢。
それが冒頭の台詞の根源です。
他者依存の極みですね。
では、どうすればいいのでしょうか?
(→最初に戻る)
【 補助金でセミナー講師を目指すAさんの物語2 】
〜麻生さんは補助金の資格を取り、セミナー講師となることを
目指しています。〜
講師
「今日は1日よろしくお願いします。
アドバンスドタックスプランナー養成講座の講師を務めます。」
麻生さん
(結構若いなあ。
あ、これがワークシートか。
この書き込み欄がある用紙を埋めていくのでしょう。
数枚だからペースは前回と同じ位なんだろうな。)
講師
「前回のシニアタックスプランナー
養成講座と同じように、
3人〜4人一組でワークを進めます。」
麻生さん
(おお。あれね。
少し前にやったばかりだからまだ感覚が残っているよ。
1対1で話したり、
前で発表するよりやりやすいから、あのやり方を続けてくれるの、
正直助かる。)
講師
「早速ですが、アイスブレイクを兼ねて、
ワークをしていただきます。
周りと3人組を作ってください。
やり方は覚えていますか。スライドを見て思い出して
くださいね。」
——————————————
〜自己紹介の仕方〜
1)Aさんが自己紹介をする
BさんとCさんはそれを聞く
2)Bさんは聞いたことを
AさんとCさんに説明する。
3)AさんとCさんは、
Bさんの説明に対して質問をする。
Bさんは答える。
知らないことも頑張って答える。
4)交代
Aさんは時計回りに交代。
全員が自己紹介するまでまわす。
——————————————
麻生さん
(男・男・私・・・。
よかった。
男性のほうがやりやすい。)
「よろしくお願いします。」
男1
「よろしくお願いします。」
男2
「よろしく。では、私から・・・」
麻生さん
(なんだか普通の人たちでよかった。上級講座だから、
すごい人たちが集まっているのかと緊張してたけど。
そういえばこれは補助金の仕組みを
模したワークだったっけ。
あれ?どんな話だったっけかな?)
講師
「はい。一周しましたか?時計回りにAさんを交代して、
全員が自己紹介・説明・質問を終えるまで回してくださいね。」
男1・男2
「こんにちは。私は・・・」
麻生さん
(・・・確か、申請者と審査員と国の3人が
登場人物だったっけ。
そうか、せっかく参加するなら、前回の復習をしてから
望めばよかった。
ちょっと漠然と参加してしまったかな。
あ、これで一周終わりだ。)
講師
「はい。お疲れ様でした。
だんだん勝手を思い出してきたのでは
ないでしょうか。狙いはこちらですよ。」
——————————————
〜ワークの狙い〜
1)ワーク
A(自己紹介)
B(説明)
C(聞く)
2)補助金の流れ
申請者(申請)
審査員(審査・上申)
国(支給)
<ねらい>
2)の流れを疑似体験する
——————————————
麻生さん
(ああ、そうだった。)
つづく
<今日のまとめ>
〜記憶は1分に3%づつ失われる〜

 

 

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