【 閑話休題3 北極で冷蔵庫を売る・・・?営業マンがいるということ、それは、その商品を買わなくても良いということ 】
横道に逸れた不労所得シリーズ
第3回です。
魅力的な響きなので、
危険な誘惑も多い宿命を持つ、
不労所得ですが、
本質についてはすでに述べたので、
今回は使い方を書いていきます。
繰り返しになりますが、
どんなものでも、
それ自体に良い悪いがあるわけでは
ありません。
インチキ宗教でも、
それで心が救われる人もいるのです。
さて、うまく使うには、
本質を押さえた上で、
戦略を練ることが必要です。
不労所得の本質は、
1)資産を持っている人が得られる
2)勧める人にメリットがあるから、
その人はあなたに勧める
という2点です。
2)は勧めるのかわりに、
営業するといっても同意です。
あなたに必要だから
勧めるわけではありません。
水道や電気に営業はいません。
営業がいるということは、
必要不可欠ではないということです。
ということは、
人の勧めにはそのまま乗らないほうが
よさそうです。
その上で、1)の「資産を得る」
を満たせばいいのですから、
言葉にすれば、
「自分で探した資産を買う」
くらいになるでしょう。
これが、不労所得を得る上での、
基本方針になります。
当然、
「買いたいけどお金がない」
「お金はあっても、
お金を持っている大企業に
良いものを先に買われてしまう」
というご意見があると思います。
前者はもう、どうしようもありません。
資産を持つことが絶対条件なので、
先立つものがなければ、
ゲームに参加することはできません。
お金を借りるという選択肢もありますが、
借りるということは不労所得を
相手に与えるということです。
不労所得を得るために、
不労所得を渡す・・・?
なかなかに難しそうです。
その意味で、この意見は正鵠です。
後者は、はっきりいって、
間違っています。
論理的にも、統計的にも。
大企業ほど、規模が大きくなるほど、
良いものを買いにくいのが事実です。
なにもしなくても、
小規模であることはすでに優位です。
次回はこの小規模の優位性について
詳しく説明していこうと思います。
<今日のまとめ>
〜そもそも巨人と戦う必要はない〜
<念のために・・・>
本稿は不労所得を
否定も肯定もしません。
当然、推奨も非推奨もです。
それがなんであるか、
本質を論理的に解くことを
唯一の目的としています。
不労所得も本稿も、
ただのツールです。
それをどう使うかは
自由であり同時に責任です。