【小学生「夏休みの目標は、水泳1級、書道2段、 毎日マラソン5キロ、漢字ドリル、朝顔の観察です。 全てやります!」→「そんなに無理でしょ?」】
資金調達をする際の必須アイテム、
「事業計画」
計算にアレルギーがある方も
多いようですが、
実際には、そこ以外で、
優劣は決まります。
計算ではない、シンプルな
事業計画レベルアップのための
ワークをシリーズでご紹介します。
今回は、
妥当性・適当性です。
次の一文は、ある補助金制度の、
採点基準の一部です。
「計画が妥当であり、
その修正が容易であること。」
「妥当」とはどんな意味でしょうか。
辞書を引くと、次のようにあります。
実情によくあてはまっていること。
適切であること。また、そのさま。
このうち、事業計画において、
最も大切なのは
「実情に」の部分です。
「現状で実行可能」
と言い換えても構いません。
それが如実に現れるのは、
スケジュールです。
スケジュールを立てるとき、
最も多いミスは、
詰め込みすぎです。
あれもやりたい、
これもやらなくてはならない、
と考えると、
どうしても無理な
スケジュールを考えがちです。
1日8時間働くとして、
1ヶ月フル稼働しても、
240時間です。
土日祝日が休みだとすると、
160時間です。
わずかこれだけしか働けません。
残業するとしても、
限界はあります。
年間に置きなおすと、
2000時間ちょっとしか
働ける時間はないことになります。
そこに、5000時間は
かかるだろうイベントを
詰め込んでいたら、
どう考えても、
「妥当」ではありません。
「実行可能」ではないからです。
<今日のワーク>
その事業計画の、
「妥当性」を検討します。
1週間のスケジュールを
調べることでわかります。
1)1週間のスケジュールを
イベントごとに
全て書き出します。
2)書き出したイベントに
かかる時間を書き加えます。
3)書き出した時間の
合計をだします。
→40時間以内ならOK
<今日のまとめ>
〜そんなに食べきれません〜
<今日の補助金>
地域中小企業・小規模事業者
UIJ ターン人材確保等支援事業
地域の中小企業・小規模事業者の
魅力を発信するとともに、
都市部の若手人材等の地域の
中小企業・小規模 事業者への
定着を支援する
事業者に対する補助。
(補助率:10/10)
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