【今日手をつけなかった問題は、将来の足枷となって現れる。】

【今日手をつけなかった問題は、将来の足枷となって現れる。】

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【今日手をつけなかった問題は、将来の足枷となって現れる。】
事業は以下の4つの要素で
構成されています。
1)開発
2)営業・販売
3)製造・提供
4)管理
そして、2)でのみ、
お金が増えます。
当然、2)を最大化したいところです。
しかし実際には、
売れば売るほど売れなくなるという
矛盾が生じます。
2)が減ってしまうのです。
そこで、この矛盾を数字的に
検証します。
10の時間・資金があるとして、
それらがどの要素に費やされるか、
4段階の時系列で並べます。
< 1・事業開始前・黎明期 >
1)開発    10
2)営業・販売  0
3)製造・提供  0
4)管理     0
売るための準備に
全てを費やします。
開業準備、企画などが、
この段階です。
< 2・販売開始・初期 >
1)開発     0
2)営業・販売  8
3)製造・提供  1
4)管理     1
売り始めた頃は、
管理する顧客も在庫も人員も、
極めて少ないため、
時間と資金のほとんどを
営業・販売につぎ込めます。
当然、よく売れます。
< 3・販売本格化・中期 >
1)開発     0
2)営業・販売  4
3)製造・提供  3
4)管理     3
顧客数等の増加に伴い、
3)や4)も増加します。
そのしわ寄せで2)に使える
時間は反比例して減ります。
急激に成長にブレーキがかかります。
大抵の会社では、
このタイミングで
管理・合理化」に手をつけます。
< 4・販売最大・末期>
1)開発     0
2)営業・販売  1
3)製造・提供  4
4)管理     5
販売数の最大化は、
同時に顧客数の最大化を齎します。
その結果、
キャッシュポイントである
2)営業・販売に使える時間は
極小化してしまいます。
上記で手をつけた「管理・合理化」が
間に合わないと、
この結末にたどり着きます。
肥大化した組織と在庫、
そしてその管理に埋もれ、
事業は終焉を迎えます。
次回はこの矛盾への対応策を
検討します。
<今日のまとめ>
〜売上は全てを癒・・・さない〜

 

 

 

 

 

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